【マインド】「なんとかなる」は楽観論じゃない|逆境を乗り越えてきた私の思考法3ステップ
「なんとかなる」という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか?
「根拠のない楽観主義」「現実逃避」「無責任」――そう思う人も多いかもしれません。
でも私が大切にしている「なんとかなる」は、そういう意味ではありません。
いじめ、怪我、財布の紛失、失恋、試合での敗北、職場での嫌がらせ……人生のさまざまな困難を乗り越えてきた経験から生まれた、根拠のある確信です。
本記事では、私が実践している「なんとかなる」思考法の正体と、困難に直面した時の具体的な3ステップをお伝えします。
この記事でわかること:
- 「なんとかなる」が根拠のない楽観論ではない理由
- 逆境に直面した時の具体的な思考の3ステップ
- ネガティブな状況でポジティブを維持するための日常習慣
- 困難を「成長の機会」として捉えられるようになるマインドセット
私が「なんとかなる」を信じる理由
「なんとかなる」という信念は、ある日突然生まれたものではありません。
人生で繰り返し困難に直面し、その度に「なんとかなった」という経験の積み重ねから生まれたものです。
子供の頃のいじめ経験
過去にいじめを経験しました。
その時に学んだことは「自分の芯を持つことの重要性」です。周りに合わせて自分を殺してまで友達を作ろうとすることの虚しさと、「自分を理解してくれる人だけが近くにいてくれれば良い」という信念が、この経験から生まれました。
いじめという辛い経験も、今の自分の価値観の根幹を形成してくれた「財産」だと思っています。
その後の数々の困難
いじめ以外にも、人生では様々な困難がありました。
スポーツでの怪我、大事な場面での財布の紛失、失恋、試合での敗北、職場での嫌がらせ……。
その都度、落ち込みました。でもその度に「なんとかなった」。
この繰り返しが、「自分が生きてさえいれば、なんとかなる」という確信を深めてきました。
「なんとかなる」思考法の3ステップ
困難に直面した時、私が実践している思考の流れをお伝えします。
ステップ1:冷静になる
まず最初にやることは「冷静になること」です。
困難に直面した瞬間、人はパニックになります。感情が高ぶり、冷静な判断ができなくなります。この状態で行動しても、良い結果にはなりません。
冷静になるための具体的な方法:
- 深呼吸をする(シンプルだが効果的)
- 「今すぐ解決しなくていい」と自分に言い聞かせる
- その場から一時的に離れる(物理的な環境を変える)
- 「最悪、死ぬわけじゃない」と状況を相対化する
特に最後の「最悪、死ぬわけじゃない」という視点は強力です。多くの問題は、命に関わるものではありません。そう考えると、不思議と落ち着いてきます。
ステップ2:最悪な状況を想定する
冷静になったら、「最悪どうなるか」を具体的に想定します。
これは悲観論ではありません。最悪のケースを明確にすることで、「最悪でもこの程度か」という安心感と、「最悪を避けるための行動」が明確になるからです。
例えば転職活動で「全部落ちたら?」と考えると:
- 最悪:しばらく無職になる
- でも:貯金がある、家族がいる、スキルがある、また探せる
- だから:なんとかなる
最悪を想定することで、「最悪でもなんとかなる根拠」が見えてきます。
ステップ3:次の対策を打つ
最悪を想定した上で、「今できる次の一手」を考えて実行します。
大きな解決策でなくていい。「今日、これだけやる」という小さな一歩でいい。
「なんとかなる」は何もしないことではありません。「なんとかする」ための行動を、冷静に一歩ずつ積み重ねることです。
日常で実践しているポジティブ維持の習慣
「なんとかなる」マインドは、困難な時だけでなく、日常から培うものでもあります。
良いことに目を向ける意識
人は本能的にネガティブな出来事に注目しやすい構造を持っています(ネガティビティバイアス)。これは進化の過程で危険を察知するために発達した機能ですが、現代社会では過剰に働くことが多い。
意識的に「今日良かったこと」「感謝できること」に目を向ける習慣を作ることで、精神的なバランスを保てます。
私が意識していること:
- 寝る前に「今日良かったこと」を3つ思い浮かべる
- 身近な楽しいことを意識して探す
- 当たり前のことに感謝する(健康でいられる、家族がいる、仕事がある)
感謝を言葉にする
「ありがとう」を言葉にして伝えることを、日常の習慣にしています。
特に妻への感謝は欠かしません。2人の娘を育てながら共に生活を支えてくれている妻への感謝を、意識的に言葉にすることで、自分自身の幸福感も高まります。
「感謝している気持ちがある」と「感謝を言葉にする」は、全く別のことです。言葉にすることで初めて、相手に伝わり、自分の中でも確認できます。
「芯」を持って生きる
私が大切にしているもう一つの信念が「自分の芯を持つ」ことです。
「おかしいことはおかしい」と言える勇気、他人に流されない強い意志。これは子供の頃のいじめ経験から学んだことです。
自分の芯がぶれないと、外からの否定的な影響を受けにくくなります。批判や逆境の中でも「自分は何を大切にしているか」が明確だから、軸がぶれません。
ゴールキーパー9年間で培った「逆境への強さ」
小学1年生から中学3年生まで9年間、サッカーのゴールキーパーとして過ごしました。
ゴールキーパーは特殊なポジションです。
チームが1点取っても自分の評価は変わりませんが、1点取られると「なぜ止められなかったか」という批判を受けます。完璧を求められ、ミスが直接失点につながる。プレッシャーの大きいポジションです。
でもこの経験が、逆境への強さを培いました。
ゴールキーパーとして学んだこと:
- 失点しても次のプレーに切り替える(引きずらない力)
- 常にコート全体の状況を把握する(俯瞰的な視点)
- ピンチの後にファインセーブをした時の最高の達成感
特にファインセーブをした時の優越感は、「ピンチの後にチャンスあり」「逆境の中でこそ輝ける」という感覚を身体に刻み込みました。
この感覚は今も、困難な状況で「ここから逆転できる」という信念として活きています。
エンジニアとしての仕事への応用
「なんとかなる」思考法は、エンジニアとしての仕事にも直接応用しています。
技術的な問題への対処
バグが取れない、エラーの原因がわからない、スケジュールが厳しい……エンジニアの仕事では、様々な技術的な困難に直面します。
この時の思考プロセスは「なんとかなる」の3ステップそのものです。
- 冷静になる:パニックにならず、状況を客観的に把握する
- 最悪を想定する:「最悪このバグが直せなかったら何が起きるか」を明確にする
- 次の一手を打つ:自分で30〜60分考えてから、先輩に相談する
転職・キャリアの不安への対処
沖縄移住に伴う転職、未知の環境への移行……不安になることは多い。
でも「最悪どうなるか」を想定すると:
- 転職活動が長引いても、スキルがある
- 沖縄でうまくいかなくても、また動ける
- 何があっても家族がいる
だから「なんとかなる」。この確信が、行動する勇気につながります。
まとめ
「なんとかなる」は、経験に裏打ちされた根拠のある確信です。
「なんとかなる」思考法のポイントまとめ
- 冷静になる(深呼吸・状況の相対化)
- 最悪を具体的に想定する(明確にすることで安心感が生まれる)
- 今できる次の一手を打つ(小さな一歩でいい)
- 良いことに目を向ける日常習慣を作る
- 自分の「芯」を持ち、外からの影響に揺れない
最後に
「自分が生きてさえいれば、なんとかなる」
この確信は、数々の逆境を乗り越えてきた経験から生まれたものです。
困難に直面している今のあなたに伝えたいのは、「その困難は必ず乗り越えられる」ということです。なぜなら、あなたはこれまでも数々の困難を乗り越えてきたはずだから。
「なんとかなる」は、諦めではありません。冷静に次の一手を打ち続けることへの、覚悟です。
この記事が参考になった方は、ぜひ他の記事もご覧ください!


