【独学3年でエンジニア転職】接客業をしながら続けたリアルな勉強法と継続のコツ
「プログラミングの独学が続かない」「仕事をしながら勉強する時間が取れない」
そんな悩みを持っている方に向けて、私のリアルな体験を全部お伝えします。
私は接客業(飲食・ホテル・パチンコ店など)をしながら、3年間プログラミングを独学しました。毎日がんばった日もあれば、疲れて10分しかできなかった日も、正直やる気がなかった日もありました。
でも続けた。そして、2023年6月にJavaエンジニアとして転職できました。
この記事では、エンジニア転職した後からわかる「本当に効果があった学習法」と「続けるためのメンタル」をお伝えします。
この記事でわかること:
- 仕事をしながら3年間独学を続けられた理由
- 本当に効果があった学習法と、やらなくてよかったこと
- エラーとの向き合い方(挫折しないコツ)
- ポリテクセンター関西の活用法と転職への流れ
独学を始めた経緯:高校生の頃からの夢
エンジニアへの憧れは、高校生の時に見たドラマ「リッチマンプアウーマン」がきっかけでした。
「技術で問題を解決し、社会を変える」エンジニアの姿に憧れ、「こんなことができるようになりたい」と思ったのが始まりです。
でも当時は具体的な行動ができず、卒業後は接客業に進みました。それから8年間、飲食・ホテル・パチンコ店・リゾートバイトを経験する中で、「このままでいいのか」という気持ちが大きくなっていきました。
将来を考えた時(特に妻との出会い、両学長の動画との出会いが重なった頃)に「今動かなければ後悔する」と確信し、独学をスタートしました。
独学3年間の全体像
まず、3年間の独学の全体像をお伝えします。
フェーズ1:入門期(1年目)
主な学習内容:
- HTML/CSSの基礎
- Javaの基礎文法
- データ型、変数、条件分岐、ループ
使ったリソース:
- プログラミング入門系のウェブサイト
- YouTube(プログラミング解説チャンネル)
- 入門書(図書館で借りて節約)
この時期のリアル:
最初の数ヶ月は「面白い!」という気持ちが強かった。でも半年を過ぎた頃から、エラーが増えて、理解できないことも増えて、少し辛くなってきました。
フェーズ2:基礎固め期(2年目)
主な学習内容:
- Javaのオブジェクト指向(クラス・継承・インターフェース)
- データベース(MySQL)の基礎
- SQLの書き方
- 簡単なWebアプリの作成
使ったリソース:
- 技術系書籍(Javaの参考書)
- Qiita・Stack Overflow(エラー解決で大活用)
- 個人でのミニプロジェクト作成
この時期のリアル:
オブジェクト指向の概念でつまずく。「クラスって何?」「継承って何が便利なの?」という状態から、少しずつ実際に書いて動かすことで理解が深まりました。エラーを調べる力がついてきたのもこの頃です。
フェーズ3:応用期(3年目)
主な学習内容:
- SpringBootの基礎
- REST APIの設計・実装
- GitとGitHubの使い方
- 簡単なWebアプリをGitHubに公開
使ったリソース:
- 公式ドキュメント(英語が多いが徐々に慣れた)
- 技術系ブログ・Zenn・Qiita
- 自分でアプリを作ることが最大の教材に
この時期のリアル:
自分で考えてアプリを作れるようになってきて、楽しさが増してきました。「できることが増えてワクワクする気持ち」を初めて感じられた時期です。
本当に効果があった学習法5選
3年間の試行錯誤と、転職後の実務経験を経て、「本当に効果があった」と思える学習法をお伝えします。
1. 毎日触れることを最優先にする
最も重要なポイントです。
学習時間は「長さ」より「頻度」が大事。1週間に1回3時間やるより、毎日10分の方が圧倒的に定着します。
私が決めたルール:「今日は何もできなかった日でも、コードを1行は書く」
これだけを守ることで、3年間継続できました。
2. エラーを敵にせず、先生にする
初心者の頃、エラーが出るたびに「また失敗した」とネガティブになっていました。
でもある時から考え方を変えました。「エラーは自分の理解が足りない部分を教えてくれている先生だ」と。
エラーメッセージをGoogle検索する→Stack OverflowやQiitaで解決法を見つける→試してみる→解決する。このサイクルを繰り返すことで、「エラーを調べる力」が身につきました。
エンジニアの実務でも、エラー対応は毎日の仕事です。独学で培った「調べて解決する習慣」は、現場で非常に役立っています。
私自身のルールとして、エラーや技術的な問題にはまず自分で30〜60分考えてから調べるか先輩に聞くようにしています。この習慣が、深い理解につながっています。
3. 「写経」より「自分で考えて書く」
入門書のコードをそのまま打ち込む「写経」は、最初の段階では有効です。でも、それだけでは力がつきません。
一番効果があったのは、「自分で考えてアプリを作る」こと。
「こういう機能を作りたい」という目標を設定して、自分で調べながら実装する。この過程で初めて「本当の理解」が生まれます。
4. アウトプット(作るもの)を持つ
「勉強のための勉強」から「何かを作るための勉強」に切り替えると、モチベーションが変わります。
私の場合、学習の節目節目に小さなプロジェクトを作りました。成果物があることで、「ここまでできるようになった」という実感が得られます。
5. コミュニティや情報源を持つ
一人で黙々とやっていると、孤独で挫折しやすくなります。
Twitterでエンジニア志望の方をフォローしたり、勉強の進捗を発信したりすることで、「自分だけじゃない」という感覚が続ける力になりました。
リベシティ(両学長のコミュニティ)のような学習コミュニティも、モチベーション維持に効果的です。
やらなくてよかったこと(失敗談)
効果的な学習法だけでなく、「やらなくてよかった」と思うことも正直にお伝えします。
1. 複数の教材を同時に進める
「あれも学びたい、これも学びたい」と複数の教材を並行して進めると、どれも中途半端になります。1つの教材を最後まで終わらせてから次に進む方が、確実に力がつきます。
2. インプットだけに偏る
技術書を読んだり動画を見たりするだけで「勉強した気」になってしまうことがあります。でも実際に手を動かさないと、知識は定着しません。インプット3割、アウトプット(実際に書く)7割が理想です。
3. 完璧に理解してから次に進もうとする
「完全に理解してから次の章に進む」というやり方は、途中で止まりやすくなります。わからなくても先に進んで、後で振り返ると理解できることも多い。「60**%**理解できたら次に進む」くらいの感覚でOKです。
ポリテクセンター関西の活用法
3年間の独学の後、2022年12月にポリテクセンター関西のICTエンジニア科に入学しました。
ポリテクセンターとは
厚生労働省が運営する、失業者向けの職業訓練施設です。雇用保険の受給資格がある方は、受講料無料(テキスト代程度)で受けることができます。
ポリテクセンターのメリット:
- 費用がほぼかからない
- 就職支援が充実している
- 独学で身につけた知識を体系的に整理できる
- 同じ目標を持つ仲間ができる
独学経験者がポリテクで得たこと
3年間の独学がある状態でポリテクに入ったことで、授業の理解がスムーズでした。一方で、独学では曖昧にしていた部分が明確になったのが最大の収穫でした。
「なんとなく動く」コードから、「なぜ動くのかを説明できる」レベルに引き上げてくれたのがポリテクでの学習です。
Oracle Java Silver取得
ポリテクでの学習と並行して、Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11の資格を取得しました。
資格のための勉強というより、Javaを体系的に理解した結果として資格を取ったという感覚です。資格が転職活動での客観的な証明になりました。
転職活動から内定まで
ポリテクを修了した2023年5月から転職活動を開始し、2023年6月にIT企業から内定を獲得しました。
転職活動で意識したこと:
- 独学3年間のストーリーを語れるようにした: なぜエンジニアになりたいのか、どんな努力をしてきたのかを具体的に話せるように準備しました
- 接客業の経験を強みとして伝えた: 傾聴力・問題解決力・コミュニケーション力を、エンジニアとしての強みとして積極的にアピールしました
- GitHubを整えた: 独学中に作ったコードをGitHubで公開し、技術力の証明にしました
まとめ
「仕事をしながら3年間独学してエンジニア転職する」は、決して簡単ではありませんでした。でも、諦めなければ必ずできます。
独学継続のポイントまとめ
- 毎日触れることを最優先(時間の長さより頻度)
- エラーを先生として活用する
- インプット3割・アウトプット(実際に書く)7割
- 「作るもの」を持って学ぶ
- コミュニティで孤独を防ぐ
最後に
「想像よりも地道な作業が多く大変」と感じていたプログラミング学習も、多くの技術に触れることで「できることの幅が広まり、ワクワクする気持ちが高まっている」
これが3年間を経てたどり着いた本音です。
地道な積み重ねは裏切らない。エンジニアを目指しているあなたに、この言葉を贈ります。
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