WBC 2026 グループC出場国の選手紹介【日本・韓国・オーストラリア・チャイニーズタイペイ・チェコ】
2026年3月5日〜10日、東京ドームを舞台に開催されているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2026グループC(Pool C)。ディフェンディングチャンピオンの日本をはじめ、韓国・オーストラリア・チャイニーズタイペイ・チェコの5カ国が激突しています。本記事では、各国の注目選手を最新情報とともにご紹介します。
情報の出典・時点について 本記事の情報は以下のソースをもとに、2026年3月時点の情報を掲載しています。
グループC 概要
| 国 | 備考 |
|---|---|
| 🇯🇵 日本(侍ジャパン) | ディフェンディングチャンピオン |
| 🇰🇷 韓国 | 2009年準優勝 |
| 🇦🇺 オーストラリア | 2023年準々決勝進出 |
| 🇹🇼 チャイニーズタイペイ | 2024年プレミア12王者 |
| 🇨🇿 チェコ | 2023年初出場・中国撃破 |
グループ上位2カ国がマイアミで開催される準々決勝へ進出します。
🇯🇵 日本(侍ジャパン)
チーム概要
侍ジャパンは2023年WBCのディフェンディングチャンピオン。今大会も大谷翔平を筆頭に豪華なメンバーが揃い、連覇を目指します。前回優勝メンバーが15人も名を連ねるなど、経験値でも圧倒的な強さを誇ります。
注目選手
大谷翔平(DH・ロサンゼルス・ドジャース)
WBCの絶対的エース。2023年大会ではMVPに輝き、日本優勝の立役者となった。今大会では打者専念でチームを牽引(ドジャース監督デーブ・ロバーツが投手起用なしと発表)。NLMVPの実績を持つ規格外の二刀流スーパースター。
山本由伸(SP・ロサンゼルス・ドジャース)
ワールドシリーズMVPの実績を持つエース右腕。抜群の制球力と多彩な変化球でグループCの投手陣を牽引する。
菊池雄星(SP・ロサンゼルス・エンゼルス)
MLB在籍の左腕エース。140km/h台後半の速球と巧みな投球術でゲームを作る。
村上宗隆(1B/DH・シカゴ・ホワイトソックス)
2023年WBCでも大活躍した「村神様」。MLB移籍後も日本代表の中軸を担う強打者。
岡本和真(1B・トロント・ブルージェイズ)
MLB移籍組の主砲。長打力と勝負強さを兼ね備えた日本打線の核。
吉田正尚(OF・ボストン・レッドソックス)
第30番目の最終エントリーとして確定した外野手。巧打と選球眼で打線のつなぎ役を担う。
投手陣
| 選手名 | 所属 |
|---|---|
| 山本由伸 | ドジャース |
| 菊池雄星 | エンゼルス |
| 菅野智之 | オリオールズ/FA |
| 伊藤大海 | 日本ハムファイターズ |
| 高橋宏斗 | 中日ドラゴンズ |
| 種市篤暉 | ロッテマリーンズ |
大会の注意点(選手変更)
- 松井裕樹(パドレス):左脚鼠径部の怪我により離脱→カネマル選手が代替
- 石井大智:左アキレス腱の怪我により離脱→住田選手が代替
- 平良海馬:左ふくらはぎの怪我により離脱→藤平選手が代替
🇰🇷 韓国
チーム概要
2009年WBC準優勝の実績を持つ韓国は、近年の不調から巻き返しを狙います。2023年大会では1次ラウンド敗退と苦汁を舐めましたが、MLBと韓国プロ野球(KBO)から実力者を集めた布陣で臨みます。
注目選手
キム・ヘソン(2B・ロサンゼルス・ドジャース)
ドジャース移籍初年度にワールドシリーズを制覇。コンタクト能力が高く、複数ポジションをこなせる器用さが武器。今大会でもドジャースの定位置を賭けたアピールの場ともなる。
イ・ジョンフ(CF・サンフランシスコ・ジャイアンツ)
主将としてチームをリードするセンター。2023年WBC では1.071 OPSという高いパフォーマンスを記録。2025年シーズン後半は.759 OPS・2本塁打・15打点と調子を取り戻しつつある。
キム・ドヨン(SS/3B・起亜タイガース)
2024年KBOのMVP選手。打率.347・40本塁打・40盗塁という驚異的な数字を残した韓国のスーパースター。けがからの復帰を経て今大会で真価を問われる。
アン・ヒョンミン(DH・KTウィズ)
22歳の若手強打者。2025年のKBO初フルシーズンで打率.334・22本塁打・80打点を記録し、今大会の主軸打者の一人として注目される。
リュ・ヒョンジン(SP・韓国・ハンファイーグルス)
ドジャース・ブルージェイズで10年間活躍したMLBベテラン左腕。豊富な経験でチームを支えるベテランの存在。
シェイ・ホイットコム(3B・ヒューストン・アストロズ)
韓国系米国人選手として韓国代表に参加。長打力と複数ポジションへの対応力が魅力。チェコ戦では2本塁打の活躍。
ピッチャー陣
| 選手名 | 所属 | 特徴 |
|---|---|---|
| リュ・ヒョンジン | ハンファ・イーグルス | MLB10年の元ドジャース左腕 |
| デーン・ダニング | MLB(韓国系) | 先発ローテの柱 |
| ライリー・オブライエン | セントルイス・カーディナルス | 98mph・2.06ERA |
| ウスク・ゴー | KBO | 守護神クローザー |
🇦🇺 オーストラリア
チーム概要
2023年大会では史上初のグループステージ突破を果たし、準々決勝でキューバに惜敗(4-3)。今大会はMLBのトッププロスペクトが加わり、さらに強化されたチームで連続進出を目指します。
注目選手
トラビス・バザーナ(2B・クリーブランド・ガーディアンズ)
2024年MLBドラフト全体1位指名の最注目選手。2023年大会には出場できなかったが、今大会でWBCデビュー。23歳の左打ちセカンドで、選球眼の高さが最大の武器。チェコ戦でWBC初本塁打を記録するなど好スタートを切った。
カーティス・ミード(3B・シカゴ・ホワイトソックス)
元タンパベイ・レイズのトッププロスペクト。2023年大会を経て、今大会がWBC初出場。サードのレギュラーとして期待される。
アレックス・ウェルズ(SP)
台湾戦の先発投手として10奪三振の快投。左腕から繰り出す多彩な球種がオーストラリア投手陣の柱。
ブレイク・タウンゼンド(RP・テキサス・レンジャーズ)
24歳の若手左腕。2025年に92イニングで1.76ERA・WHIP1.04という圧巻の成績を残し、今大会で実力を世界に証明しようとしている。
ロビー・パーキンス(C)
2023年WBCでも本塁打を記録した正捕手。台湾戦では2ランを放ちオーストラリアの初勝利に貢献。
リアム・ヘンドリクス(RP)
パース出身の3度のオールスター選手。怪我からのリハビリ中で今大会は30人名簿外だが、予備投手プールとして帯同の可能性あり。
チーム概要(ポジション別スターター)
| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| CF | アーロン・ホワイトフィールド |
| 2B | トラビス・バザーナ |
| 3B | カーティス・ミード |
| 1B | リクソン・ウィングローブ |
| SS | ジャリッド・デール |
| C | ロビー・パーキンス |
| DH | アレックス・ホール |
| RF | ティム・ケネリー |
| LF | クリス・バーク |
監督
デーブ・ニルソン(ミルウォーキー・ブルワーズで8年間活躍・2000年シドニー五輪代表)
🇹🇼 チャイニーズタイペイ(台湾)
チーム概要
2024年プレミア12で初の金メダルを獲得(優勝)。外野手チェン・チエシェンは大会MVPを獲得し、打率.625という驚異的な成績を残した。今大会では、MLBパイプラインの各球団プロスペクトTop30に最多選手が名を連ねるという充実した陣容でWBCに臨む。
注目選手
スチュアート・フェアチャイルド(OF・クリーブランド・ガーディアンズ傘下)
5年のMLB経験を持つ外野手。チェコ戦では2イニングで満塁ホームランを放ち、その試合では3盗塁も記録(8盗塁の台湾新記録に貢献)。韓国戦でも2ランホームランを放ち、チームの4打点リーダー(ユー・チャン選手と並んで)。
チェン・ツォンチェ(SS・ピッツバーグ・パイレーツ傘下)
2025年にパイレーツでMLBデビューを果たした台湾唯一の現役MLBプレーヤー。チェコ戦では5打席4出塁(1安打・3四球)、韓国戦でもソロホームランを放つ活躍。フェアチャイルドとともに3盗塁を記録。
ユー・チャン(内野手)
2023年WBCで打率.438・OPS1.228という圧巻の成績で台湾の出場権獲得に貢献した経験豊富なベテラン。
ジョン・ロング(内野手・シカゴ・カブス傘下)
MLBパイプラインのカブス系組織Top30に入るプロスペクト。台湾打線の一角。
ハオユー・リー(内野手・デトロイト・タイガース傘下)
タイガースのトッププロスペクト。将来のMLBスター候補として注目される逸材。
プロスペクト投手陣
| 選手名 | 所属 | 特徴 |
|---|---|---|
| ウェイエン・リン | アスレチックス傘下 | - |
| チェン・ジョンアオ・ジュアン | アスレチックス傘下 | チェコ戦先発 |
| ツーチェン・シャ | アスレチックス傘下 | - |
| ユーミン・リン | Dバックス傘下 | 高速球 |
🇨🇿 チェコ
チーム概要
2023年WBCに初出場し、中国を撃破。ほとんどの選手が欧州の小リーグでプレーするアマチュア選手だが、「日中は別の仕事をして夜に野球をする」というユニークなチームが世界中のファンの心を掴んだ。今大会も同じ精神で最強グループCに挑みます。
注目選手
マルチン・チェルヴェンカ(C)
「チェコのバリー・ボンズ」の異名を持つ伝説的捕手。2025年欧州選手権では打率.542・4本塁打・16打点の大活躍で、チェコに初のメダルをもたらした。チェコ国内リーグ(エクストラリーガ)では.429・21本塁打・47打点、わずか5三振・39四球という驚異的な選球眼を誇る。マイナーリーグで2011〜2021年まで活躍した後、現在は国内リーグでプレー。
テリン・バブラ(2B・フリーエージェント)
元ボルティモア・オリオールズのMLB経験者。2025年シーズンも1試合MLBに出場。トリプルAノーフォークでは.257/.348/.340・2本塁打・25打点を記録。チームで唯一のMLB在籍者としてセカンドを守る。
マレク・フループ(OF)
今後、メキシコリーグのカリエンテ・デ・ドゥランゴへの入団が決まっており、チェコ出身・育ち選手として史上初のメキシカン・リーガとなる見込みの逸材。
ダニエル・パジシャーク(SP)
2023年WBCで歴史的勝利をもたらした先発投手。チェコのエース的存在。
マルチン・シュナイダー(RP)
2023年WBCで2.57ERAを記録したリリーバー。2026年大会開幕時点で40歳になるが、消防士との二足草鞋でチームを支えるベテランの精神的支柱。
チームの特徴
チェコ代表の大半は欧州小リーグで活動する選手。電気技師や消防士など一般職業を持ちながら、野球に情熱を燃やすプロ選手が中心。2023年大会で多くのファンの心を掴んだ「アンダードッグ精神」が最大の武器です。
グループC 結果(2026年3月時点)
| 試合 | スコア | 備考 |
|---|---|---|
| 韓国 vs チェコ | 11-4(韓国勝利) | ホイットコム2ホーマー、ムン・ボギョン満塁HR |
| オーストラリア vs チャイニーズタイペイ | 3-0(豪勝利) | ウェルズ10K、バザーナHR |
| 日本 vs チャイニーズタイペイ | 13-0(日本勝利・コールド) | 大谷グランドスラム含む |
| チャイニーズタイペイ vs チェコ | 14-0(台勝利・コールド) | 台湾8盗塁WBC新記録 |
| 日本 vs 韓国 | 8-6(日本勝利) | キム・ヘソンが2ランHR |
| チャイニーズタイペイ vs 韓国 | 5-4(延長・台湾勝利) | フェアチャイルド2ランHR |
まとめ
2026年WBCグループCは、ディフェンディングチャンピオンの日本を中心に、MLBのトップ選手から欧州のアマチュアまで多様な選手が集う熱い舞台となっています。大谷翔平のスーパーパフォーマンス、バザーナをはじめとする次世代スターの台頭、そしてチェコのアンダードッグ精神まで、見どころが満載です。
グループ上位2カ国がマイアミでの準々決勝へ進出します。日本・韓国・チャイニーズタイペイによる激しい2位争いに目が離せません。
参考・情報ソース:
- MLB公式 - 侍ジャパンロスター発表
- 世界野球WBC公式
- Baseball America - WBC 2026スケジュール&スコア
- Just Baseball - Team Japan
- Just Baseball - Team Korea
- Just Baseball - Chinese Taipei
- World Baseball Network - 韓国ロスター
- World Baseball Network - オーストラリアロスター
- World Baseball Network - チェコロスター
- ESPN - WBC 2026プレビュー
- Fox Sports - 全チームロスター
- Olympics.com - オーストラリア選手紹介
- Focus Taiwan - チャイニーズタイペイ試合情報
本記事の情報は2026年3月9日時点の情報をもとに作成しています。
